資本家精神モデルとは
資産を増やしていく過程において、その行動から満足感(時には快楽)を感じるといったことで、働かなくても収入を得る不労所得が入ってくるようになるわけですから、なるほどそりゃそうだろうなと思うわけです。
でも、そこに至るまでには、それ相当の知識やリスクを背負っているので、たとえやりたいと思っても誰でもできるわけではないのですから、ひとつのモデルとして確立したのでしょう。
お金持ちのおじさんの日常
アルバイト先の年中無休の喫茶店にほぼ毎日、それも何年も同じ時間に通ってくることで有名なおじさんがいました。
仕事をしてないんだろうかと思っても、それを聞くわけにもいかなかったわけですが、そのおじさんの家の近所に住むアルバイト仲間がいました。そのおじさんはアパートを何軒か持っている大家さんで、昔は会社に勤めていたが、40歳になる前に辞めたとか。
お金持ちは、みんな投資をしている
アルバイトを辞めて社会人となって、ひょんなことからお金持ちのことを調べていく中で、“資本家精神モデル”という言葉を知った時、最初に思い浮かべたのは、もうすっかり忘れていて思い出すこともなかったそのおじさんでした。
そうやって興味を持っていくと、銀行に預金しているだけでは無理であって、お金持ちは投資をしてお金を増やしているんだと気づいた時、日本語版が発売された時に購入して一度ぱらぱら読んだだけだった「金持ち父さん」を引っ張り出しました。
お金持ちは質素である
「金持ち父さん」は社会を構成する人を、会社員や公務員・自営業者・ビジネスオーナー・投資家に大別して、ビジネスと投資の関係性から、お金持ちになるための道筋を示しています。
それに対して「となりの億万長者」は実例とも言うべきお金持ちの実生活がいくつも書かれてあり、今まで表立って語られることがなかった“普通の人がどうやってお金持ちになったのか?”ということをある意味暴露しています。